原点(和綴じというものに関して①)

真夜中にこんばんは🌃

蒔狐です!

 

さて、記念すべき1回目は…

和綴じについて!

私の活動、蒔狐の始まりとも言えるこの和綴じですが、最近は嬉しいことに沢山の方々に和綴じについてお褒めの言葉をいただけるようになり、とても嬉しいしだいでございます!

 

まずはですね…よく聞かれることであり、おそらく私の活動を知ってらっしゃる方は1度は疑問に思ったことがあると思います。

 

なんで和綴じの活動を始めたのか?

きっかけは何だったのか?

 

確かに、Twitter上で見かけませんよね…「創作和綴じ本作家」と名乗っている人。

それに「和綴じ」その物を知らない、名前は聞いたことあるけどどんなものかはっきり知らない。そういう人は多いと思います。

あっ、あと同人誌作られてる方は印刷所とかで知ったとかですかね?

 

私も活動を始めた最初の頃は名前は聞いたことあるけどレベルでした。あと前知識としては、博物館に年に数回行った時に「和綴じ本」として展示品があるのを知っていた程度ですね。それでも知識自体は全くありませんでしたし、綴じ方も全く知りませんでしたし、知ろうともしていませんでした。

 

じゃあ、きっかけは何かということですが、実は大それたきっかけがあった訳ではないんです。

元々和紙とか友禅紙(和紙の一種)が好きで、何かそれを生かして何か作れないか、和紙が少しでも身近なものになったらなと思ったのが始まりです。

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今身の回りに「和紙」ってありますか?

「紙」はあると思います。ペーパーレスの時代の流れで紙自体、身の回りにあまりない人もいらっしゃるかもしれないですが目に入る場所に1枚はあるんじゃないかと思います。

外でも部屋の中でも和紙好きの人達を除いて、身の回りに「必ず」和紙があることは無いと思います。

だけどこの日本では数百年前までは「必ず」和紙があったのです。むしろ紙=和紙だったのです。

 

このまま行くと和綴じではなく、和紙の話で終わってしまいそうなので、話を戻します。

きっかけは「和紙」に始まり、どこから「和綴じ」の方向へと向かったのか

和紙を身近に感じるために、紙単体ではどうしようもないので何か「物」にしようと考えました。アクセサリー…ちぎり絵…完成した物に和紙を貼り付ける…などなどいろいろ考えました。けれどもピンと来る物はなく、どれも埋もれてしまいそうな物ばかり…

そこで出てきたのが「和綴じ」だったのです。和綴じってなんぞや?から本を読み、ネットで調べ、綴じ方などある程度知識を付け、和紙を楽しむための趣味として「和綴じ」を綴じてみたのです。

最初は穴も表紙も本文とずれてガッタガタでした笑。

穴に関してはコツをつかんで変に見えない程度にはまっすぐ開けられるようになりました。しかし表紙については本などにの書かれている和綴じの綴じ方とは少し違う方法で覚えてしまっていたのです。

正直言うと、今の作業の中で表紙と本文を合わせる作業が一番神経を使い、苦戦する作業です。この作業で和綴じの美しさを左右すると言っても過言ではないです。(没作品のほとんどがこの作業でのミスです…)

本来の和綴じの綴じ方だとこの作業は苦戦することはないのですが…

それが良いも悪いも今の私の和綴じはオリジナルの製本になっているのです。

 

話が長くなりそうなので、一旦切りますね~

次は「趣味」から「活動」へのタイミングについて書いていければと思います!

 

ではまた気が向いたときに🦊